液体レンズの試作(1)
Image Registrationによる外観検査
はじめに
前回、位相限定相関法によるImage Registration手法で遊んでみました。
nsr-9.hatenablog.jp
Image Registrationの一つの応用先として、外観検査装置があります。
外観検査装置は、工場のラインで流れてくる製品を高速度カメラで撮影し、傷や付着物などの品質不良が無いか自動的に判別するシステムです。
以下の動画の6:40あたりから外観検査装置が登場しています。
youtu.be
外観検査装置は画像処理技術が最も早く社会実装された応用先だと思います。
今回は、pythonとOpenCVを用いて、簡単な外観検査アルゴリズムを作ってみたいと思います。
位相限定相関法による画像の位置合わせ(Image Registration)
はじめに
画像の位置合わせ(Image Registration)とは、異なる視点で撮影された2枚の画像の位置をいい感じにフィッティングする事です。
以下にサーベイ論文[1]にわかりやすい画像があったので、参照させてもらいます。
左上と右上の画像について、それぞれの対応関係(図中の+1~+6)を求め、左下の図のようにピッタリと位置が合うように画像変換を行います。
位置が合うように画像変換を行うことで、バラバラに撮影された画像からパノラマ画像のようなものが作成できています。
Image Registrationは、外観検査装置や指紋、虹彩認証、3D-Sensing、物体追跡等々、様々なアプリケーションに応用される汎用的な技術となっています。
今回は、Image Registration手法の中でも特に実用性が高いと言われている、位相限定相関法[2]をPythonで実装します。
Pytorchでグレースケール画像の着色
はじめに
pytorchでGANをやっているのですが、乱数源から顔画像を生成するtutorialを繰り返すのも芸がないので、白黒画像(グレースケール)からカラー画像を復元するタスクをやろうと思いました。 今回は、GANで取り組む前にPix2Pixという教師ありの画像生成モデルで、グレースケール画像の着色をやっていきます。
今回 Pix2Pix | 次回 GAN |
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PytorchによるImage Segmentation(3)
はじめに
PytorchによるU-NetのImage Segmentationの続きです。
前回はDataLoader部分を実装したので、今回はLoss Functionを実装して実際に学習、推論をやっていきます。
PytorchによるImage Segmentation(2)
はじめに
nsr-9.hatenablog.jp
この記事の続きです。
Pytorchを用いてU-NetのImage Segmentationをやっていきます。
前回はU-Netのモデルを定義したので、今回はDataLoader部分を作っていきます。
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